1. 油圧システムへの空気の侵入を防ぎます。
常圧、常温において、作動油中には体積比で6~8%の空気が含まれています。圧力が低下すると、オイルから空気が抜け、気泡の破裂により油圧コンポーネントに「キャビテーション」が発生し、騒音が発生します。油内に多量の空気が混入すると「キャビテーション」現象が悪化して作動油の圧縮率が高まり、作業が不安定になり作業効率が低下したり、作動部品が作業に「這い」を起こすなどの悪影響を及ぼします。また、空気により作動油が酸化し、劣化が促進されます。空気の侵入を防ぐために、次の点に注意してください。
1. メンテナンスおよびオイル交換後は、通常の操作の前に、ランダムな「取扱説明書」の規定に従ってシステム内の空気を除去する必要があります。
2. 作動油ポンプの油吸入管口は油面に露出させず、油吸入管は十分にシールしてください。
3. オイルポンプの駆動軸のシールが良好であること。なお、「片リップ」オイルシールは一方向にしかオイルをシールできず、エアシール機能がないため、オイルシールを交換する場合は「片リップ」オイルシールではなく、純正の「両リップ」オイルシールをご使用ください。 Liugong ZL50ローダーのオーバーホール後、油圧オイルポンプに継続的な「キャビテーション」ノイズが発生し、オイルタンクのオイルレベルが自動的に上昇するなどの障害が発生しました。作動油ポンプの修理工程を確認したところ、作動油ポンプの駆動軸のオイルシールが「シングルリップ」オイルシールの使用を誤っていたことが判明しました。
2. 油圧システムへの水の侵入を防ぐ
油中の水分が多すぎると、油圧部品の腐食、油の乳化・劣化、潤滑油膜強度の低下、機械的摩耗の促進などを引き起こします。逆さまに置くのが最善です。水分の多い油は数回ろ過し、乾燥したろ紙はろ過のたびに交換してください。補充する直前に燃焼してください。